ボーンブロス

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ボーンブロスという新たなスーパーフードは薬膳の考え方とぴったり一致する

このところ、いろいろなところで「ボーンブロス」という言葉を聞く機会が多くなっています。

ボーンブロスとは、ボーン=骨、ブロス=出汁が組み合わさった言葉で、骨から摂る出汁の事です。

主に、牛や豚、鶏の骨を野菜などと一緒にコトコト煮込みアクを取った後、濾して透明なスープをスープストックとして保存するもの。
ネットのいくつかには、医師も勧めるボーンブロスとして腸粘膜の炎症を回復させあらゆる病気の改善に効果がある新たなスーパーフード!
海外セレブも愛飲!と紹介されています。

海外セレブも愛飲という言葉に目がキラリっとなった方もいらっしゃると思います(笑)

スーパーフードという言葉にキラリっとなった方も。

説明を読んでいると、言葉や表現の違いはあっても言っていることは中医学を基にした薬膳で言われている骨付き肉の効果と同じなんですね。

エイジングケアに良いと言われる骨付き肉は、なぜ人の老化スピードを遅くすると考えられるのか?
その考え方が、ボーンブロスがスーパーフードだと言われる理由とぴったり一致することをお話しします。

 

ボーンブロスは漢方薬を煎じるという考え方と共通する

 

もともと漢方薬は数種の薬草(天然生薬)を煎じて服用します。今は生薬を煎じて濃縮し水分を除いた粉末を飲むことが多くなりました。

〇〇の何番とメーカー名と番号でその漢方薬がわかる人は、かなり漢方薬に詳しいはずです。

そんな漢方薬の煎じるという方法を、今も薬膳の本場では大切にしています。

煎じるとは煮出すということなので、エキスを抽出するということになります。

つまりスープです!

薬膳はスープが命と言ってもいいくらい、中国や香港では各家庭にはスープがあります。

出産後の妊婦さんにはこのスープとか風邪のひき始めにはこのスープと。韓国料理のサムゲタンだって滋養のためのスープです。

骨付き肉をコトコト煮ると骨のコラーゲンやアミノ酸、コンドロイチンなどアラフィフ世代に不足してくる栄養が抽出できるのです。

骨を柔らかくして身離れを良くするためにお酢を入れるのも同じです。

骨を柔らかくするために梅干しやお酢を入れる料理は、イワシの梅干し煮などでもすることですよね。

この時点でボーンブロスが良いと言われていることと骨付き肉を焼いて食べるのではなく、煮出してスープでいただくという薬膳の考え方が共通だと分かっていただけたかと思います。

 

 

ボーンブロスはたんぱく質が消化しやすい形になっているため腸に負担がかからず、カルシウムやコラーゲンが豊富

 

現代栄養学で言うと私たちの腸は、食の欧米化によって油脂や砂糖を大量に摂るようになり、それが消化の負担となっていると言われます。

小麦のグルテンや乳製品のカゼインに不耐症の方もよく聞きます。これらは消化しにくいたんぱく質で腸に炎症を起こしやすいのです。

それに加えて農薬や添加物の多い食事を続けていると腸内のバランスが崩れて、様々な現代病が発症するとも言われます。

ボーンブロスはたんぱく質が消化しやすいアミノ酸になっているため、腸に負担がかかりにくく荒れた粘膜の修復ができるということなのです。

腸が元気であれば、栄養の吸収もスムーズです。ボーンブロスは骨から溶け出すカルシウムやコラーゲンなどが豊富なのでしっかり吸収できるようになれば、更年期世代が衰えてくる骨やお肌の再生にも効果が出ると考えられます。

実際にはコラーゲンを食べたからと言ってそのままお肌に届くわけではないと言われますが、2日続けて鶏手羽の黒酢煮を食べた後は、お肌のツヤと張り感が違うのを感じます。

一度にたくさん食べては胃腸の負担になってしまいます。だから、中国の名医のように毎日少しずつ骨付き肉、または骨付き肉からのエキスが抽出されたスープを飲む。

これは、お肌や骨を衰えさせないコツコツ積み重ねる積立貯金だと感じます。骨だけに(笑)

 

 

ボーンブロスと同じ効果が期待できる鶏手羽の黒酢煮の煮こごりの使い方

 

ボーンブロスの場合は、スープをメインに考えるので煮出した後の、野菜や骨は食べなくても良いのです。出汁殻なので味もあまりしませんし。

香港でいただいた薬膳スープは、スープと一緒に出し殻を細かく切って見せてくれました。

そして、特性ダレをつけて食べられるようになっています。

家庭でこれをしてももちろん良いのですが、それが面倒なら鶏手羽の黒酢煮などを作った後の煮汁(冷めたら煮こごりです)を使って炊き込みご飯をしたり

野菜を煮たら同じです。

炊き込みご飯はコラーゲンやカルシウムが入ったものとなりますし、煮物もその食材の特性にプラスしてさらに更年期世代が不足しがちな「腎精」をチャージできるものとなります。

 

 

まとめ

 

流行りのボーンブロスが新たなスーパーフードと言われるのは、薬膳でいうエイジングケアフードだからです。

ボーンブロスに含まれるアミノ酸は腸に負担をかけず、更年期世代が不足しがちなカルシウムやコラーゲンを吸収しやすくします。

更年期以降の女性は女性ホルモンの現象により骨粗しょう症になりやすく、お肌のたるみやシワの原因も年齢と共に頭蓋骨が縮小することが原因だとわかって来たそうです。

中医学で言われるエイジングを遅らせるためには「腎精」をチャージすることが必要ですが「腎精」が減少することにより「腎精」を原料とする骨や脳が衰えると考えられています。

そのため、直接溶け出した骨髄を摂ることのできるボーンブロスは、薬膳の考え方からもおススメなのです。

もし、骨付き肉をスープにせず煮込みにした場合は、煮汁を捨てずに他の料理に使えばボーンブロスを飲むことと同様のことになります。

ボーンブロスは多めに作って冷凍しておくことが可能です。黒酢煮のだし汁も冷蔵庫で数日、冷凍で3週間~1か月は保存できます。作った後のだし汁も捨てずに利用してみてください。

 

 

 

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森澤孝美

「なかったことにする薬膳」と「簡単アンチエイジング薬膳」でアラフィフからの美と健康をサポートする簡単エイジング薬膳講師。お惣菜でも外食でも選び方の理論が分れば薬膳になる。レシピが無くても コツを掴んで実践できるとご好評です。個人セッションも受付中。

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