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乾燥には食べ物でもケア?乾燥対策におすすめの秋から冬の味覚

 

秋の乾燥

 

秋になり乾燥が始まると、夏とは違う変化が体に表れていませんか?

喉やお肌のカサカサ、イガイガなどは夏にはあまりなかったことですが秋になって空気が乾燥してくると始まるのではないでしょうか?

薬膳の基になる中医学の考え方によると、乾燥に弱い五臓の「肺」という仕組みがあります。

中医学では「肺」は呼吸器関係そのものだけでなく、体のバリア機能や水巡りともかかわると言われています。

また、体の機能を保ったり巡りを担当する体の構成要素の一つ「気血津液」の「気」を作る働きも担っています。

「気」とは目に見えませんが生まれた時から持っている生命力のパワーのようなもの。

この「肺」の仕組みは乾燥に弱いため、日本の気候では乾燥が始まる秋から弱りやすくなり、肺と関係する部位に変化が現れます。

お肌の乾燥、喉や鼻のイガイガ、カサカサは外側からのケアだけでなく、食べ物で内側からのケアもしませんか?

 

潤わせるためには白くて辛くないものを選ぶ

「肺」の仕組みが乾燥に弱く、呼吸器や肌の乾燥と繋がると言うのであれば、乾燥によるバランスの崩れによる変化は潤わせてバランスを元に戻します。

乾燥していても気温が高い時期は、常温でも体を冷やす性質のあるものや、しっかり体の中を潤おわせる効果がある食べ物を選びます。

それには、いくつか系統があり、その一つが、白くて辛くない食べ物です。

■豆腐
■豆乳
■白ごま
■梨
■白きくらげ
■れんこん
■ゆり根
■豚肉など

 

良質の油脂を含む物を選ぶ

お肌は適度な潤いがあるのが健康な状態ですね?

若い頃、ニキビが気になり1日に何度も石鹸洗顔をしているとかえって自分の皮脂が出てベタベタした経験はありませんか?

揚げ物を頻繁に食べることはおすすめしませんが、ナッツ類や青背の魚には良質の油脂が含まれています。

松の実、くるみ、アーモンド、カシューナッツなどですね。

 

ナッツ

 

先ほどの白ごまもごまの実なので油脂が豊富ということで秋におすすめの食べ物です。

魚で言えば、秋のさんま。これも青背の魚でオメガ3系の油脂(EPA・DHA)が豊富です。

通常、オメガ3系の油脂は酸化しやすいため調理には向きませんのでそのままかけるかドレッシングなどで利用します。

魚の油脂に含まれるオメガ3系油脂は、調理しても酸化しないと言われるため秋のさんまはぜひ食べたいですね。

 

アラフィフの乾燥におすすめの秋から冬の味覚

10月に入りスーパーでも見かけるようになった食べ物に「ゆり根」があります。

 

ゆり根

おがくずの中に入れて冷蔵庫で3か月程度はもちます。

ゆり根は、その名の通り「オニユリ」や「コオニユリ」の球根です。そのまま放置しておくと芽も出てきます。

性質は、やや体にこもった熱を冷ますか冷ましも温めもしない平性で、五臓の「肺」と「脾」にアプローチします。

栄養学的には

栄養学的には、糖質や脂質の代謝に必要なビタミンB2が野菜にしては豊富で、ビタミンB2は細胞の再生にも効果があるとの報告があります。

ビタミンB2不足は日本人に多く、動物性のものでは玉子やレバーに多く含まれますが野菜にはあまり含まれません。なので旬の時期にはぜひ食べたい野菜の一つなのです。

閉経により骨粗しょう症も心配な年代がアラフィフですが、骨の形成に欠かせないカルシウムやリンも野菜としては多く含まれます。

 

東洋医学的には

五臓の「肺」の仕組みを潤わせ咳を止める効果が謳われています。

植物の根なので芋類同様、体のパワーを補うことも言われています。

五臓の「心」にもアプローチするため、不安で眠れない、夢をよく見る時にもおすすめの野菜です(清心安神効果)

 

まとめ

肌や喉、鼻などの乾燥や違和感があるのは五臓の「肺」が乾燥に弱いことから「肺」と関わる部分の乾燥として現れます。

乾燥に弱い「肺」の仕組みなので潤わせる働きのある食べ物がおすすめです。

まず、白くて辛くないものを選べますが、それ以外では良質の油脂を含む物もおすすめです。

特に秋の旬、さんまのオメガ3系油は調理しても酸化しないことからなるべく食べたいもの。

さんまやさばは缶詰でも食べてくださいね。

そして、季節的には秋からお正月を中心に春先まで出回るゆり根は栄養学的にも東洋医学的にもアラフィフにおすすめです。

一年中は食べられませんが、ちょうど乾燥が激しくなる季節に出回るので、見かけたらぜひ食べるようにしましょう。

おがくずにすっぽり隠れるように入れて冷蔵庫の野菜室で3か月くらいはもちます。

 

 

【参考】
日本標準食品成分表2020年版 八訂(ゆり根)

日本標準食品成分表2020年版 八訂(バナナ)

 

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