カレールー不使用の夏の薬膳カレーです

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薬膳カレーを作る時、スパイス以外に気をつけること

最近、家庭でもルーを入れないカレーを作る方が増えているようです。

薬膳カレーも人気みたいですね。何をもって薬膳カレーというのかがわかりにくいですよね?
そもそも薬膳カレーってどんなものなのでしょう?

 

カレーのベースとなるスパイスと材料の組み合わせで薬膳になったものが薬膳カレー

 

カレーのベースとなるのは、スパイス類と中に入れる具。もっと言えば出汁も関わって来ます。

出汁をしっかりとるなら使うモノでも目的は違って来ます。鶏の出汁ならパワーアップ、赤身の牛肉の出汁なら血を増やす・・・
それぞれの食材の効能が出汁にギューッと出ると考えてください。

最初からそこまでするのは大変なので市販のコンソメやブイヨンを使うとして、残りのスパイスと材料の薬膳的な効能を使い季節や体調に合わせればそれが薬膳カレーになります。

 

カレーを薬膳にするには?と考えて具となる食材を選ぶ

 

薬膳はもともと、一人一人違う体質や体調に合わせてカラダの傾きをフラット(健康な状態)に戻すための食事です。

でも、それを作るためにはその人のカラダの状態がわからないとできません。

だから、まずは季節ごとに誰にでも起こりやすい不調の予防に合わせてみましょう。「

秋なら、呼吸器やお肌が乾燥して来ます。だから、乾燥対策=潤わせる食材を中心に具を選びます。

普通、カレーにはそれは入れない!というものは考えません。だって、インドカレーのお店に行ってみたことがある方はこれも入れるの?と思った経験があるでしょう。

私もかつては、オクラを入れるとか考えたこともありませんでしたから。

 

秋の薬膳カレーに選ぶ食材は五臓の肺の働きをアップさせるもの

 

秋の薬膳カレーに入れるのは、五臓の肺の働きをアップさせる食材です。簡単に覚える方法は白い食材。

例えば、たまねぎ、長ネギの白い部分、蕪、白菜、じゃがいも、長芋、ゆり根、レンコン、白きくらげ、エリンギ、えのきだけ、梨、いちじくなど。
肉は豚肉や鴨肉が肺が苦手な乾燥から肺を潤わせる肉とされています。

でも、にんじんやトマトなどの白くないものは入れてはダメなわけではありません。

にんじんはパワーチャージになるし、トマトは生だと体を冷やしますが調理すれば冷やす性質は緩和され体を潤わせる効能が発揮されます。

こんな食材を選べば、秋の薬膳カレーの具は決まって来ますね。

 

スパイスで迷うなら、まずはカレー粉を使う

 

具となる食材が決まったら、次はスパイスです。

カレーに使われるスパイスの性質を薬膳の視点から見ていくと温めるモノばかりです。その点でもこれからの季節にぜひ使いたいですね。

一種類ずつ、集めて調合するのは楽しいのですが、最初からすべてを自分でやるにはハードルが高いと言う方は

市販のカレー粉を使ってみることをお勧めします。なぜなら、カレー粉はミックススパイスだからです。

カレー粉にはこんなスパイスが入っています。
スパイスを集めて作りたい方は、ここに入っているものを使ってお好きな味に調合するところから始めてみてください。

・ターメリック
・コリアンダー
・クミン
・フェンネル
・胡椒
・赤唐辛子
・陳皮

陳皮はミカンの皮を干したもので、薬膳食材には欠かせないものです。カレー粉にも入っているのですね。

そして、市販のカレールーを使っても最後の一振りで本格的な味になると話題になったのがガラムマサラです。

ガラムマサラもミックススパイスです。

カレー粉とガラムマサラの違いについてS&Bのサイトにはこのように書かれています。

カレー粉には、 「ターメリック」 が使用されますが、ガラムマサラには使用されません。

「カレー粉」 が香り・色・辛みのバランスのとれたミックススパイスであるのに対して、
「ガラムマサラ」 は、香りづけや辛みづけに活躍するミックススパイスなのです。

「カレー粉」 「ガラムマサラ」 もカレーだけではなく、様々な料理の風味づけにも活躍します。

 

S&Bのカレー粉はミックススパイスの代表です

色・香・辛さのバランスが取れたミックススパイス

カレーの黄色っぽい色を付けるのはターメリックなので、ガラムマサラにターメリックを加えるか、
香り・色・辛味のバランスを整えるためには両者を使えば本格的なカレーに近づけるということですね。

ただし、カレー粉よりガラムマサラの方が辛さが強いので、辛さのバランスにご注意ください。

 

ガラムマサラはミックススパイスです。

ガラムマサラを使うと本格的なカレーになります。

 

 

 

秋の薬膳カレーはスパイスの激辛に注意が必要

秋は乾燥が始まる季節です。乾燥に弱い五臓の肺をアップさせるために食材を選んだら、スパイスで激辛にしないことが重要です。

なぜなら、辛味は温める以外に熱で乾燥させる働きもあるからです。

つまりせっかく潤わせたのに温風ドライヤーで乾かしてしまうイメージです。なので、季節や体調に応じて辛さも調節すると良いですね。

 

 

薬膳カレーを作る上で、スパイス以外に気をつけること まとめ

カレーに使われるスパイス類は体を温める性質のモノがベースです。それを知った上で、食べたほうが良い人やめておいた方がいい人が分かります。

スパイスの他に使う具となる食材の性質や特性も考えて作ると薬膳カレーになります。

乾燥対策なのか、疲れの回復カレーなのかなどの目的を決めて食材を選ぶことも必要です。それは食材にはお互いの特性を打ち消す合うものもあるからです。

それには辛さも関係します。スパイスは温風ドライヤーとして乾燥させたい時は多めに(辛めに)、乾燥させたくない時は激辛にしないこと。

特に、アラフィフ世代の体は潤い不足です。激辛にはくれぐれもご注意を。

季節ごとに起こりやすい不調予防の薬膳カレーやあなたやご家族のカラダに合わせた薬膳カレーを作ってくださいね。

 

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薬膳カレーのスパイスはこれ

 

 

 

 

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アンチエイジング薬膳 薬膳講師森澤孝美

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「なかったことにする薬膳」と「簡単アンチエイジング薬膳」でアラフィフからの美と健康をサポートする簡単エイジング薬膳講師。お惣菜でも外食でも選び方の理論が分れば薬膳になる。レシピが無くても コツを掴んで実践できるとご好評です。個人セッションも受付中。

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