肉料理にいちじくを使う理由

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いちじくを料理に使う時、なぜ肉料理が多いのか?その理由

秋が旬のフルールといえば、梨・いちじく・ぶどう・柿などでしょうか?

薬膳の本場、中国ではスープに梨を入れてエキスを煮出したり、韓国では、肉を焼く前にすりおろした梨に漬け込んでから焼くのを料理番組で見たことがあります。

日本人の私たちは、料理にフルーツを使うより、フレッシュな状態で食べたいと思いますが、フルーツの効能を知るとフレッシュで食べるだけでなく、
料理に使うことは理にかなっていると感じます。

熟し過ぎて、ドロドロになったいちじくはどうしていますか?

ジャムにする?そのままスプーンなどで食べる?

 

いちじくを肉料理に使うと、肉が柔らかくなります

 

熟し過ぎてドロドロになったいちじくは、ぜひ肉の煮込みに使ってください。

鶏手羽先の黒酢煮にいちじくを

鶏手羽先の黒酢煮にいちじくとなつめを入れて煮ています。

トロトロで美味しく、骨からもエキスが出て美容と健康の両方に効果があります。

もしくは、すりおろした梨と同じようにいちじくを潰して肉を漬け込んでから焼いても良いです。

これは、いちじくの持つ消化酵素で肉の脂肪やたんぱく質を分解するためです。

分解するということは、消化が良くなるということ。柔らかくなるし消化が良くなる。

そのため、消化器系が弱い日本人の体質的には、フルーツもこういう使い方をして欲しいのです。

煮込みに使わなくても、肉を焼いた時のソースにいちじくを入れても同じです。
ただ、この時は漬け込んだり一緒に煮こむ時のように、肉は柔らかくはなりませんのであしからず。

いちじくを使った料理の薬膳的効能も肉を消化良く食べるためです

 

薬膳的言うと、いちじくには他の秋のフルーツ同様にまず潤わせる効能があります。

他にも、いちじくの効能には消化不良の改善や便秘や下痢の改善や予防があります。

現代栄養学では、「消化酵素が含まれているから」という理由からいちじくは脂肪やたんぱく質、でんぷんを分解して食べ物の消化を促進するとなりますが、

薬膳では、いちじくには胃腸機能を高めるという大まかな効能があると言われているのです。

成分で言うか、成分まではわからなくてもその食材の効能がそういう性質であると言うか。

現代栄養学と薬膳で言っていることは、結局同じ。そういうことが殆どです。

 

いちじくを使うと砂糖を使う量が減らせることも肉料理に使われる理由です

 

いちじくなどのフルーツは料理に使われると、甘みを補うことができます。

昔からカレールーにもリンゴが使われていますよね?日本人ならよく見聴きしていたあのCMでも言っています。

料理の隠し味として砂糖を使うことは多々あります。ミートソースだって少し砂糖を加えたほうが味に奥行きが出るのでイタリア人も砂糖をほんの少し入れます。

もともと日本人は醤油と砂糖の甘じょっぱい味が好きなので、砂糖を入れる代わりにフルーツを使えば肉は柔らかくなり消化が良くなるだけでなく、
砂糖を使う量も減らせるのです。

 

まとめ いちじくを料理に使う時、なぜ肉料理が多いのか?

 

いちじくを料理に使う時、肉料理が多い理由は、いちじくの持つ消化酵素で肉が柔らかくなるからです。

薬膳的にも、現代栄養学的にも肉が柔らかくなるということは消化が良くなり胃腸への負担が軽くなるということです。

その上、砂糖を使う量も減らせると言うメリットがあります。

このような理由から、いちじくは肉料理に使われることが多いのです。

これから、熟し過ぎてドロドロになったいちじくはジャムにするだけでなくぜひ肉料理に使ってください。

肉が格段に美味しくなります。そして胃もたれしにくく栄養として吸収されやすくなります。
いちじくはフレッシュな状態かドライフルーツかジャムという先入観を捨てることも大切ですね。

鶏手羽の黒酢煮

塩コショウした鶏手羽先10個、紫玉ねぎスライス1個分、醤油、みりん、日本酒、なつめ2個、いちじく3個を圧力鍋に入れ、ひたひたの水を加えて20分圧力をかけて煮る。
シューシュー言ってきたら、弱火にして10分。火を止めて自然に圧力が抜けるまで放置したら完成。

 

 

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「なかったことにする薬膳」と「簡単アンチエイジング薬膳」でアラフィフからの美と健康をサポートする簡単エイジング薬膳講師。お惣菜でも外食でも選び方の理論が分れば薬膳になる。レシピが無くても コツを掴んで実践できるとご好評です。個人セッションも受付中。

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