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うなぎを食べても下痢しない方法

2021年8月2日

 

うなぎで下痢しない方法

 

 

夏のスタミナ食と言えば、土用の丑の日に食べるうなぎやステーキが思い浮かぶのではないでしょうか?

夏バテしないようにとうなぎを食べると下痢してしまう人がいます。

下痢してしまうと、せっかく栄養があるから食べたにも関わらず、その栄養を吸収せずに排泄してしまっています。

 

胃腸が弱いから下痢をするとあきらめる前に、せっかくなら栄養豊富なうなぎを下痢をしないで食べられる方法があったら良いと思いませんか?

薬膳では、食材の食べ合わせ方で消化器系への負担を軽減させて、下痢をし難くうなぎを食べる方法があります。

ここでは、胃腸が弱い人がなぜうなぎで下痢をするのか?どんな食材と一緒に食べると良いのかを薬膳の基になる中医学と薬膳の視点からお伝えします。

 

 

 

下痢の原因、胃腸が苦手な味付けがある

 

胃腸に当たる内臓のシステムを五臓の「脾」と言います。

「脾」とは脾臓のことではなく消化吸収排泄を担当するシステムと思ってください。

 

このシステムは胃とペアになって働くと考えられていて、うまく機能させるためには湿気が無い状態にしておくことと冷やさないことがとても大切です。

 

これから食事をしようという時、空っぽの胃に冷たい氷水を飲んだ後でガッツリ系の食事をすると胃が痛くなったことはありませんか?

先に飲んだたくさんの水で胃液が薄まり、その上氷で冷やされうまく働かなくなったからです。

つまり、脾にとって苦手な冷たい水は湿気と冷えの両方で、消化を始める前に一度に来たということなのです。

 

そして、脾には苦手な味付けがあります。

「肥甘厚味(ひかんこうみ)」と言いますが、

肥・・・脂っこい
甘・・・甘い味(主に砂糖を使ったもの)
厚・・・コッテリ

これが合わさった味付けのことです。

これって、うなぎの蒲焼そのものじゃありませんか((´;ω;`)ウッ…

 

甘辛の味付けは和食にはいくらでもありますが、筑前煮のようなものはそこまで脂っこくはないですよね?
輸入うなぎとなると脂っこいと感じるものもあるので、苦手な人もいるはずです。

 

季節に関係なく、冷たいもの、生野菜のサラダ、揚げ物、甘いもの、コッテリしたものを好んで食べていると知らずに脾が弱っている可能性があります。

これが、冷たいものと「肥甘厚味」のものを食べて胃腸を弱らせている人の特徴的な食事です。

日頃の食生活で胃腸を弱らせていること、夏になりいつもにも増して冷たいものを食べたり飲んだりしているために消化力が落ちてしまうのです。

 

 

下痢以外で脾が弱ると起るとされている症状は水巡りに関係する

 

コッテリしたうなぎや焼肉を食べた時に下痢する以外でも、消化器系のシステム「脾」が弱ると現れる症状があります。

 

食欲不振や、消化不良、お腹がちゃぽちゃぽしたり、浮腫みやすい、重だるい、掌や足裏に汗をかきやすい、皮膚に水疱ができやすいなど。
食欲不振や消化不良はわかりやすいと思いますが、浮腫みや汗、水疱などはわかりにくいのではないでしょうか?

 

脚の浮腫み

 

これは、脾が担っていることの一つ、水巡りが上手く行っていなくて起こるのです。

本来、尿として排泄するはずの不要な水分を排泄できず、まだお腹にあるからちゃぽちゃぽする、手や脚の浮腫みに繋がる、浮腫みがあれば脚は冷えます。

 

お尻や太ももなどの肉の多い場所や掌や足裏に汗をかきやすいのも特徴で、不要な水分が弱い所に出たものが皮膚のブツブツした水疱と言われるのです。

 

これらの特徴を踏まえたうえで、胃腸の弱い人が下痢せずうなぎを食べる方法があります。

 

 

薬膳で言われている食材の効果を使ってうなぎを食べる

1.脾が弱ると、要らない水分を溜めやすくなるため、あらかじめ出すのが得意な食材を合わせて食べておく。

下痢すること自体、腸内で水分吸収がでいていないと考えるため、普段から要らない水分は尿として出せるように浮腫みなどがあるなら日頃から利尿効果のある食材を食べておきます。

わざわざ食べるものだと忘れてしまうこともあるので、ご飯に炊き込んでしまえるものが便利です⇒ 白米にはと麦を混ぜて炊く

 

2.胃粘膜を保護するネバネバ食材を一緒に食べる。

ねばねば食材の中でも山芋(長芋でよい)のとろろを一緒に。山芋はアンチエイジング食材で山薬(さんやく)と言う漢方生薬です。

山の薬と言われるだけあって滋養強壮効果が期待できるため、疲れた時にもおすすめです。

家でうなぎを食べるなら、はと麦入ごはんの上にとろろを敷き、その上にうなぎを載せて一緒にいただきます。

胃腸が弱くて、栄養の吸収力が良くないと疲れやすかったりもします。

そんな人は、日頃から山芋(長芋)を常食に。生で食べられる芋なので、千切りにしたりとろろにしたり、みそ汁の具としても美味しいです。

 

 

とろろごはん

 

3.脂っこいものを食べるとどぶの水がヘドロになりやすいのでヘドロを出すのが得意な昆布を使う⇒味噌汁は昆布出汁に。

要らない水分は体の中のどぶの水です。早く出せると良いのですが長く出せずに浮腫みや水疱などになっている人は、少しずつ体温で温められたりスパイスなどの辛いもので熱を加えられると粘度を増したヘドロになります。

汚いどぶの水でもサラサラならまだ出しやすいですが、粘度が付くとすぐに出しにくくなってしまいますので、そんな時は昆布などの海藻類の出番です。

昆布には「軟堅」効果があると言われ、溶かして排泄すると考えられているからです。

使い方は、昆布そのものを食べても良いですが、味噌汁やお吸い物の出汁を昆布出汁として使います。

甲状腺疾患のある場合は、昆布に含まれるヨードが症状を悪化させることがあるので、医師の指示に従ってくださいね。

 

4.発酵食品を一緒に食べて腸内環境を整える。

要らないものを出しやすい体にするため。⇒ぬか漬けを食べる

発酵食品の中でも和の発酵食品のぬか漬けには植物性乳酸菌が豊富で、生きたまま腸まで届きやすいと言われています。

腸内環境を整えて、便秘や下痢をし難くしておくためにぬか漬けはおすすめです。

 

 

下痢せずうなぎを食べるには薬膳の食材の組み合わせを使う

今までお伝えして来たように、下痢が起こりやすい原因は消化器系に当たるシステム五臓の「脾」が弱っているためということがわかっていただけたでしょうか?

冷たいものの摂り過ぎで一時的に弱っている場合もあれば、体質的に弱い場合もあります。

どちらにしても、せっかく栄養のあるうなぎを食べるなら、その栄養はしっかり吸収してエネルギーと必要な栄養素として吸収しなければもったいないです。

 

下痢せずうなぎを食べるには、要らない水分を溜めないように、日頃から消化器系の苦手な「肥甘厚味」のものや冷たいものをなるべく控えておくことも大切ですが、食材の組み合わせで胃腸を守りながら美味しく食べることを心がけてみてください。

 

 

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「なかったことにする薬膳」と「簡単エイジングケア薬膳」でアラフィフをサポートする簡単エイジングケア薬膳講師。お惣菜でも外食でも選び方の理論が分れば薬膳になる。レシピが無くてもコツを掴んで実践できるとご好評。個人セッションも受付中。 薬膳食療法専門指導士。中医学と薬膳を学んだ後、多忙で食事が手作りできない人でも取り入れられる簡単エイジングケア薬膳講座を展開。日本全国より受講される。

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