デトックス時の酸っぱいものに注意

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酸っぱいものが好きな人が春からのデトックスで気をつける酸味の摂り方

2021年2月9日

酸っぱいものが好きな女性は多いと思います。

春になるとファッションも軽装になるため、今まで気にしていなかった体形も気になり始めますよね?

経験がある人もいるかもしれませんが、冬は体が栄養分を内側に溜め込もうとする季節なのでダイエットをしても体重は落ちにくいのです。

でも、季節が陰から陽に変わった春からは、いよいよダイエットやデトックスに適した季節です!

その時、酸っぱいものが好きな人は食べるものに気をつけないとせっかくのダイエットやデトックスのブレーキになってしまうかもしれません。

思わず酸っぱい顔になるレモンのような酸っぱいものは出すのを妨げると言われるからです。

 

 

春からデトックスやダイエットを始めると良い理由

冬には、寒さに耐えるために体は食べたものの栄養を蓄えようとします。

そして、体表・毛穴を閉じて体温を逃がさないように抱え込むのです。

丁度、植物が秋から実をつけて種ができるようなイメージです。

 

体は出すまいとしているのに、デトックスやダイエットをしようとしても時間がかかるのはこのような自然の働きによります。

でも、少しずつ太陽の温かさが加わり気温が上昇すると、蓄えた栄養分である種から芽が出て伸び伸び成長するように、体も伸びやかになります。

 

芽が出る

 

冬には、必要なものだけでなく要らないものも溜めてしまっています。

なので、体の生理現象を利用して春からはデトックスやダイエットを始めると成功しやすいと考えられます。

 

 

せっかく出そうとしているのを妨げる味が酸味

薬膳では、味にも働きがあると言われていて、季節の不調を和らげる味があると考えられています。

春の味は苦い味です。苦みは要らないものを排泄させる味でデトックスさせる味なのです。

春先に出る、ワラビ、ゼンマイ、フキノトウ、たけのこなどの山菜類は、ほろ苦い味をしていますよね?

山菜類は春からのデトックスの助けをしてくれる食材と言えます。

また、中医学で言われる春に対応する味は酸味です。

酸味の働きは、引き締めです。

 

酸っぱい味のレモン

 

真夏にダラダラと汗が出て止まらない時は、酸っぱいレモンや梅干しなどの酸味が出過ぎる汗を引き締めると言われます。

ところが、春に対応する味、酸味はせっかく体が出そうとしているのを妨げてしまいますよね?

酸味はストレスに弱く自律神経系と関係のある五臓の肝を強くする味なので、春には摂りたい味なのです。

ここで矛盾が起こります。

 

 

デトックスしたい時、出そうとするのを妨げない酸っぱいものの摂り方

体がせっかく出そうとしているのを妨げない酸味の摂り方は、甘酸っぱい味にすることです。

甘い味には緩ませる働きがあるからです。

緊張が続いた後や、疲れた時は甘いものが欲しくなりませんか?

それは体が無意識に緩ませようとしているのです。

緊張状態は交感神経優位の状態で、くつろいでいる状態は副交感神経優位の状態です。

人は緊張と弛緩を繰り返しながらバランスを取っています。

この緩ませる働きのある甘い味を酸味に加えれば、肝の働きの助けにもなり冬に溜め込んだ要らないもの排泄の妨げにもなりません。

 

 

春におすすめの酸っぱい味にはどんなものがあるか

春の酸っぱい味にはどのようなものがあるかと言うと、日本人の私達は長年食べて来ています。

桃の節句のちらし寿司や、春のお祝い事のお寿司に使われる酢飯はレモンや梅干しのようなキツイ酸味ではなく、甘酸っぱい酸味です。

春が旬のアサリのぬたや、タコときゅうりの甘酢和えなど、酢味噌、甘酢などを使った甘酸っぱい料理は食べたことがあるのではないでしょうか?

また、春が旬のフルーツ、いちごも甘酸っぱい味になります。

和食だけでなく、バルサミコ酢の甘酸っぱい味を使ったイタリアンでも良いのです。

 

いちご

 

まとめ

酸っぱいものが好きな人が春からデトックスしたいと思っていたら、酸味を甘酸っぱいものにすることです。

それは、キツイ酸味だと引き締めてしまうためデトックスを妨げるからです。

春の甘酸っぱい味は、行事食や旬のフルーツでも私達の身の回りにあります。

 

うど酢味噌和え

うどの酢味噌和え

 

砂糖をたくさん使うと消化器系を弱らせて水はけが悪い体になってしまうので、フルーツなどの自然な甘みや甘酒などを利用してみてください。

酸っぱいものもほどほどに、甘いものもほどほどに、いつでもニュートラルで居られるのが健康を保つ秘訣です。

一つのものだけに固執ぜず季節の移り変わりに自分の体を添わせて暮らしてくださいね。

 

 

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「なかったことにする薬膳」と「簡単エイジングケア薬膳」でアラフィフをサポートする簡単エイジングケア薬膳講師。お惣菜でも外食でも選び方の理論が分れば薬膳になる。レシピが無くてもコツを掴んで実践できるとご好評。個人セッションも受付中。 薬膳食療法専門指導士。中医学と薬膳を学んだ後、多忙で食事が手作りできない人でも取り入れられる簡単エイジングケア薬膳講座を展開。日本全国より受講される。

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