外部講師をお招きして「日本の食と日本人の健康を考えてみよう会~オーガニックとは?」を開講しました。
これは、薬膳の視点から自分や家族の体調に合わせた食材のピックアップができて来た方、サロンのお客様や飲食店のお客様に食のアドバイスができて来た方から出て来た疑問の
「選ぶ食材の農薬や添加物に関しては問題ないのだろうか?」に合わせて開講することにしたものです。
4回シリーズの1回目を2024年2月26日に開講しました。

スライド表紙の掲載許可をいただいています
モーリー薬膳ラボの連続講座を受講されている(これまでに受講された方も含む)に向けた取り組みとして外部講師をお招きしてのセミナーも開催しています。
2023年は薬機法に詳しい法律の専門家(弁護士さん)にお願いして、『ビクビクせずに発信・販売するためのヘルスビューティー系関連法規セミナー』を開催しました。
その時の様子はこちらからお読みいただけます。
今回は長年、インターナショナル幼稚園(ハピオスインターナショナルスクール/大阪市)でオーガニック給食に携わっていらっしゃるマツモトサチコさんに4回に渡り、オーガニックや添加物についての勉強会をしていただくことになりました。
一回目は10:30~12:00までの1時間半でオンラインにて「オーガニックとは?」をお話いただきました。
オーガニックとは?自分には関係ないもの?知ることから始まる
最近少しずつ大手のスーパーでもオーガニック野菜の取り扱いが増えていますが、まだ日本では高級イメージがあったり、自分には関係ない物と思われているオーガニック。
必要ないものなのか?オーガニック野菜を選択したほうがいいのかがわからないのが現状ではないでしょうか?
この勉強会の主な目的は「まず知ること」。
知識を持ったうえで、必要だと思えば選択するチャンスになり不要なら選択しないということも半信半疑ではなくできるようになりましょうと言うものです。
1回目は「オーガニックとは?」からお話いただき、受講される皆さんの最初の疑問が解けました。
世の中では「有機」や「オーガニック」「BIO」など様々な呼び名で販売されています。
どれも体に良さそうなことはわかりますが、これらはどれも同じことを指しています。
そして、無添加のことではありません。
そのような基礎的なことから話していただきました。
また、一時は農薬を洗う特別の洗剤を使わなければならないほど大量の農薬を使うことが広まった中国。
今では多くのオーガニック野菜の生産が広がり輸出用だけではなく、自国で富裕層や中間の購買層からも支持されるようになっていることをデータで示して下さいました。
日本のオーガニック野菜生産量や農地面積割合との比較には皆さん驚かれていました。
そんなことも全く日常では知らずに過ごしていますよね。
次回からは、もう少し細かく農薬や遺伝子組み換え等、肉や魚についてもお伝えくださることになっています。
リアルタイムでご参加できない方はアーカイブでの受講も可能です。(アーカイブご視聴期間は各回終了後10日間)
2回目 3月18日(月)
3回目 4月22日(月)
4回目 5月20日(月)
毎月一度の開催で今のところ4回シリーズ(その後はフィールドワーク等も検討中)です。
薬膳にプラスαの知識としてオーガニックや添加物について学びたい方はこちらからご連絡ください。