横浜にて2024年2月29日(木)に対面の舌診講座を行いました。
舌診は中医学の大切な四診(望診・聞診・問診・切診)のうちの望診の一つです。
舌には経絡が集まっておりその人の体質や内臓の状態が現れるため、人を映す「鏡」だとも言われます。
問診で伝わらなかったことや、お子さんや高齢者等自分の状況が上手く伝えられないケースでも舌を見ると分かることがたくさんあります。
サロンに来られるお客様のカウンセリングから、その方に合った施術や食事のアドバイスに中医学の知識と薬膳による食のアドバイスをする時にとても有効な方法が舌の状態から読み取る舌診。
「薬膳ヘルスビューティケアアドバイザー認定講座」(アドバンス)の一環として、舌の状態と舌に付着する苔(舌苔)の状態で何がわかるかをそれぞれ学んでいただきました。
自分の舌も毎日見る人は多くありませんが、尚更他人の舌を見る機会はそうそうありませんよね?
この講座で複数の舌を実際に見ることで、こんなにも舌の大きさ、色、苔の付き具合や色などに違いがあることを皆さん驚かれていました。
また、自分の症状と舌に出ている特徴がぴったりだと感心されていたのも印象的です。
沢山の舌を見る機会はあまりないので、舌診の見本(70例ほど)を見ながら学んでいただきました。
自分の不調がどこか来るのかその原因を知るためにも舌診ができるようになるのはカウンセリングにも自分の体調管理にもとても使えます。
舌診講座のご希望があれば、中医学の基礎が分かる方向けに簡単な舌診の講座を開講しますね。
メルマガでも舌診講座のこだわりをお伝えしていますので、ご希望はメルマガへの返信でもお知らせください。
ご受講いただいた皆様は、ぜひ毎日自分の舌の観察で舌の状態の変化と体調の変化を観察してみてください。