対面では3コマを1日で、オンラインでは1コマずつ3日に渡り開講して来ました「身近な食材で本格的な薬膳メニュー作りが学べる!食材の使い方丸わかり講座が終了しました。
体面で受講くださった方は2023年9月30日の1日で受講完了し、カフェのメニューにさっそく活用いただいている方もいらっしゃいます。
オンラインの方は、2023年9月20日に1コマ目、10月4日に2コマ目、10月18日に3コマ目を終了し、最後は主菜、副菜、スープ、ご飯、デザートまたはお茶の薬膳メニューを考える課題に取り組んでいただいています。
薬膳メニュー作りが学べる食材の使い方丸わかり講座開講の目的
この講座は、薬膳メニューを作りたいのに自信を持って「薬膳」と言えない方に向けて作った講座で、中医学の基礎理論を分かった上で食材の性質や効能を使って目的に合わせた「薬膳」を提供できるようになるのがゴールです。
食材の性質や効能だけで組み立てても、その料理の目的がはっきりしていなけば「薬膳風」や「薬膳の要素を入れた」という表現になってしまいがちです。
せっかく薬膳を学んだのに、自信を持って提供できないのは、たくさんある食材や調味料、調理法の効能の考え方がわかっていないからということがあります。
本来の薬膳は、ある人の体に必要な食材を使って食材の性質や効能に合わせて調味料や調理法を選んで作るものです。
ですが、現実にはなかなかその人のためだけに料理をすることはできませんよね。
特に飲食店では、お客様一人一人に合わせるのはまず無理です。
この講座には実際に飲食に携わる方も複数受講されました。
飲食店で、薬膳メニューを提供する際の注意点についても薬機法と照らし合わせながらお伝えしました。
単なる机上の勉強にならないように、実際に手を動かしてワークに取り組んでいただいたことで、自分だったらどのように考えて提供するかを考えるきっかけになったようです。
モヤモヤしていたことがクリアになったと言っていただき開講してよかったと思いました。
食材の使い方丸わかり講座受講後の活用と気づき
真夏のような暑さが残っている時に考えたランチメニューを気温が下がった時には、全て変更するのではなく、この講座で学んだことを使いちょっとした変更だけで切り抜けたカフェのの方。
暑い時期の体にこもる熱を冷ます効能を緩和させることができ、かえってそこまで考えられているのかとお客様から好評だったようです。
そのSNSの発信からフォロワーが増え、ランチも盛況だったとのこと。
学んだことが実際に使えるのは本当の知識の活用ですね。
また、長年飲食業界の厨房で働いてこられた方は、『「薬膳は実験じゃないし相手の事を思って愛情をもって美味しいものを作ってください。」という先生の言葉は食に携わる者として改めて肝に銘じなければいけないと思いましたし、本質はそこにあるのかなと感じました。』とご感想を送ってくださいました。
食は人の体を作り動かす大元です。
効能的、理論的に合っていても美味しいと感じなければ食べられません。ご感想にあるように、薬膳の本質は相手の事を思う美味しい食事であることが講座を通して理解していただけたことが何よりでした。
この講座は、これからご提供メニューとしてホームページにも掲載し、定期的に開講して行くことにいたします。
受講くださった方々のご感想も含めて近々掲載しますので、楽しみにお待ちください。
受講くださった皆さま、ありがとうございました。
講座開講のリクエスト・お問い合わせはこちらより承ります。