去る6月16日(金)10:00~12:15に講師自宅にて、大和かぎろひ主宰の西田奈々先生をお迎えし、
『大和トウキ葉の蒸留会と夏に冷えがある人の冷え対策薬膳講座』を開講しました。
真夏は暑くても冷房による冷えや冷たい物の飲食により冷えの悩みを訴える女性は少なくありません。
外側から温めたり血流を改善する方法を試してみても、内側に原因があればなかなか冷えは解消されません。
前半は、外側からの施術を実際に行っている西田先生にフレッシュな大和トウキ葉のレクチャーと蒸留を見せていただきました。
蒸留により採取できた蒸留水はお持ち帰りいただきました。
大和トウキ葉の中に含まれる水溶性成分が抽出された蒸留水はお肌に塗っていただくこともできるそうです。
後半は、森澤より夏でも冷え性になるメカニズムと、大和トウキ葉を食用に使った事例の紹介を含めトウキ葉の薬膳的性質や効能をお伝えしました。
このイベントにより外側と内側の両面から冷え性対策に役立てていただけると幸いです。
西田先生は奈良県宇陀市のご出身で、ご自身のご実家の畑で大和トウキの栽培をされています。
トウキ葉の蒸留は生葉の採れる時期しかできませんので、今回ご参加くださった6名(お一人残念ながら当日欠席でした)の皆さんはとても貴重な経験をされました。
7月9日(日)には、奈良県宇陀市の畑にお邪魔して大和トウキの葉の摘み取り体験会を開催します。
すでに満席のお申込みをいただいております。
摘み取り時期の違う葉の香りの違いを比較したり、畑の近くで蒸留水を使ったクラフト作りのワークショップもしていただくことになっています。
このイベント終了後にまたご報告いたしますね。
ご参加くださった皆さま、西田先生ありがとうございました。
実物の葉を見て触って、香りを嗅いで、蒸留水ができる工程も見学し、その効能を学んだことで皆さんの理解が深まったと感じます。
五感を使ったこのような講座やワークショップはこれからも年に数回開講して行きたいと考えています。
※万人に大和トウキ葉が合う訳ではないので、トウキ葉を使った施術などは専門知識のあるサロンで受けることをお勧めします。
大和トウキ葉とよもぎ葉の効能は似ているので、下の記事もご参考にお読みください。
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