8月26日(金)にオンライン(zoom)にて「季節の薬膳(全五回)」の「秋の薬膳講座」を開講しました。
この講座はどの季節からでも受講いただけるため、定員の設定はありません。
期を決めていないので、基礎講座の「きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)」を受講されているか、中医学の基礎が分かっている方に、どの季節からでも受講いただけるようにしています。
季節の薬膳の実践は先取りで始める
どの季節にも言えることですが、季節ごとに暑さや寒さ、湿気や乾燥などの特徴があります。
その特徴が人の体調に影響するため、季節に慣れるまでは特に調子を崩しやすいのです。
「秋の薬膳」講座をまだ暑い8月中に開催するのはそのためで、季節がすっかり変わってから受講しているとすでにその時には不調を感じている人もいます。
そのため、少し早めに次の季節の薬膳講座を開催しているのです。
そして、講座で学んだことの実生活への落とし込みは、そろそろ始めて行きましょう。
ですが、一度に夏の薬膳は全て終わらせて秋の薬膳に切り替えると言うことではありません。
季節の薬膳は先取りしつつグラデーションで切り替えて行く
夏から秋に切り替わるのも、暑い日があったり涼しい日があったりと少しずつグラデーションで切り替わります。
それに合わせて、食事を秋の薬膳にするのもグラデーションで変えて行きます。
真夏には汗をかきます。更年期世代以降は特に潤いが不足しているので、暑い日は引き続き潤いを補うことも忘れずに。
汗をかくと、汗と一緒にスタミナやパワー、体調の中心である体の構成要素「気・血・津液」の「気」も出て行きます。
ですから、潤いを補う時は「気」の補充となる食材も忘れないようにします。
秋が旬の食材には、これらを効能として持つものが多いです。
きのこ、栗、芋類などですね。
講座では、秋の特徴と秋の特徴から体調がどう変化するかの説明の後、その影響を食事でどう整えるかをレシピを使って説明して行きました。
「季節の薬膳」をしっかり理解する上で出てくるキーワードがいくつもあります。
色・味・五臓・関係する体の部位・感情などです。
キーワードは基礎講座の「きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)」で学びますので、基礎講座の復習をしつつ実際の食事ではどのように使うのかというのが
「季節の薬膳(全五回)」です。
次回は「冬の薬膳」講座で、11月4日(金)10:00~12:00(zoomを使ったオンライン)です。
寒さが厳しくなる前に開講して、冬の不調を乗り越えていただくための開催となります。
冬の薬膳から受講いただくことも可能ですので、お問合せ下さい。
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※ 万一欠席の場合は、録画をお送りします。(二回まで)。全五回終了後には修了証をお送りします。