3年半ぶりに対面での連続講座『きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)』を5月20日(土)、21日(日)の2日で開講しました。
これは令和5年一期の開講です。
コロナ禍ではオンラインで開講せざるをえなかった薬膳講座。
ご自宅で受講いただけるオンラインのお陰で、北海道から九州まで幅広く受講いただくことができました。
お住いの場所の近くに薬膳の勉強ができる場所がない方もいらっしゃったでしょうし、人と接することなくご自宅で受講いただけるメリットがありました。
私も、少しでも薬膳のイメージ(難しい、美味しくないなど)を変えられたらという思いと、自分に合わないものを食べ続けて体調を悪くさせている人には自分に合うものを選べるようになって欲しくて続けて来ました。
支えてくださる方々のお陰で一度も活動をストップさせずに続けてくることができたことは、ご指導くださり支えていただいた事だけでなく受講くださった皆さまのお陰です。
以前から、平日は仕事があるので受講できないため録画をお願いしますとのお声がありました。
また、録画ではなく対面は開講しないのですか?とのお声もいただいていました。
5月に入り、政府の方針も変わったのでこの機会に土日の二日間で5コマ全てを学べるようにスケジュールをし、メルマガで募集したところすぐにお申込みいただけて満席での開講となりました。
なんと、初めてお会いする方ばかり。
中には横浜から関西まで泊りがけで受講してくださる方もいらっしゃり、対面がやっぱり良かったからと、待っていたと言ってくださる方ばかりで身が引き締まりました。
対面はお一人お一人の顔を見ながらお伝えできます。
私jは基本、動きながら説明するので、体の場所の説明などは明らかに画面で見るよりわかりやすいのです。
皆さんからの学びたいという強い熱量も感じました。
それに応えて私も、少しでも分かりやすくお伝えしようと工夫したので、熱量と熱量の交換がとても良い流れになったと思います。
一緒に学ばれる皆さんは丸二日間、共に過ごすので仲良くなられます。
黙って聞いているだけのオンライン講座との違いは、ここかなと思います。
休憩時間のお喋りではご自身の不調を学んだことで解釈して、その解釈で合っているとか少し違うとかもその場でわかるのがいいところ。
また、実際に生きた薬膳とも触れていただけます。
2日とも二種類の薬膳茶をお出ししました。
朝は暑い中、来られるので体にこもった熱を冷まし出過ぎる汗を引き締める薬膳茶。
1日目と2日目では別ブレンドに。
午後からは、女性に不足しがちなものを補い巡らせる薬膳茶。
薬膳おやつも食べていただきながら、これならできそう!と思っていただく。
薬膳は苦いものでも美味しくないものでもなくて、その人の体に必要なものを選び体の傾きの小さいうちにフラットに戻すためのもの。
それが基礎で何度もお伝えすることです。
陰陽論はどう使う?
五臓と体の構成要素「気血津液」の関係は?
食材の性質と効能の違いは?
2日間で大切なところは何度も繰り返してお伝えしました。
2日間で5コマ。10時間の講座は聴くのは頭から湯気が出るかもしれませんが、誰一人居眠りをすることもなくアンケート結果では皆さん楽しかった書いてくださっていました。
沢山の事例と共に、観念的でわかりにくいことは実際に目に見えることに置き換えてお伝えしました。
それも分かりやすくて良かったともご感想でいただいています。
連続講座では、修了証をお渡ししています。
今回は郵送ではなく直接お渡しできました。
連続講座を受講いただいた方には、LINE公式生徒様専用にご招待しています。
ここでは、SNSよりもブログよりも濃い内容を早くお伝えするので、皆さん復習になると喜んで下さっています。
次回の令和5年二期『きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)』はただ今オンライン開講か対面開講か検討中です。
詳細は決まり次第メルマガでお知らせしますので、ご確認ください。
ご受講くださった皆さま、ありがとうございました。
基礎を学んで実際の生活に使って行く「季節の薬膳(全五回)」はどの季節からでもご受講いただけます。
直近では、5月24日(水)の梅雨の薬膳(オンラインにて10:00~12:00)が開講されます。
鉄は熱いうちに打て!のことわざにあるように、今!と思われたらこちらよりご連絡ください。
きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)を終了された方、または中医学の基礎が分かる方はご受講いただけます。
※きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)を受講されていない方はオンラインテストを受けていただきます。
きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)の内容はこちらからご覧いただけます。