薬膳の基礎となる中医学の考え方から、体質をタイプに分けておすすめ食材に落とし込む基礎講座【きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)】の新しいクールが始まりました。
受講のお一人は、食物アレルギーになり医療機関で治療を受けるも根本的に体質を変えたいと食に興味を持ち、独学や通信講座でこれまでにも薬膳を学んで来られた方です。
通信講座では、漢字がたくさん出て来たり(これは中医学あるあるです笑)、いきなり歴史から始まって、知りたいところはそこじゃない!と様々な方のYouTubeを見ているうちに、私のYouTubeを見つけてくださったそうです。薬膳ビギナーには漢字だらけの四文字熟語はそれだけで、拒絶反応が出る人もいるくらいです。
歴史も、歴史好きなら楽しいかもしれませんが、最初にそれだと、やる気をなくす人もいます。
専門的に人に伝える仕事をしたいのなら、全般的な知識として歴史の知識も大切ですが、自分で使えるものにして欲しいから実践できるものをお伝えしています。
薬膳は、レシピを見ながら作る特別なものではないのでレシピはあえてお渡ししていませんが、受講されているうちにレシピが無くても普段のごはんを薬膳にすることができるようになって行きます。
もうお一人は、節々の痛みや腱鞘炎になるなど子育て中の様々な不調があったそうです。
ご自身とご家族のために他の食事療法も勉強されたそうですが、無理があってそれは断念された過去があっての薬膳です。
薬膳が続けやすいのは、その時合わないものは止めた方が良いですが、基本、食べてはいけないものが無いのが良いところです。
肉も魚も野菜もきのこも、海藻も全てに性質と効果があるので、その時自分に必要なものならどんなものでも適度に食べれば良いという考えです。
よく作る料理や、ご家族が好きな料理を薬膳にできるのが一番!
薬膳が特別なものでも、外で食べるものでもなく毎日の家庭で食べるご飯がその時必要な薬膳になる。
それを目指して、五回コースの『きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)』お伝えしていきますね。
いただいたご感想を掲載させていただきます。
開講スケジュールにご都合が合わない時は、プライベートでの受講もお受けしています。
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