イベント お知らせ 活動報告

『土用の丑の日に参鶏湯を食べる会』を開催しました

2022年7月29日

先日の土用の丑の日に、東京の新大久保にて『土用の丑の日に参鶏湯を食べる会』を開催しました。

参鶏湯

韓国のり。カクテキ・キムチが付きます。

日本では、土用の丑の日に「う」の付くものを食べるといいと言われ、その代表がうなぎですね。

ですが、日本の夏の特徴や日本人の多くの体質的には、現在主流の養殖鰻や海外産の鰻の脂があまりおすすめではない場合があります。

 

韓国では、「伏日(ポンナル)」という日本でいう土用の丑の日のような日に、参鶏湯を食べる習慣があります。

誰でも、真夏の暑さに消化器系を弱らせず、スタミナアップしたいもの。

そこでお腹にやさしく滋養強壮効果のある参鶏湯を一緒に食べる会を、あえて土用の丑の日に企画しました。

 

参鶏湯は胃腸にやさしくパワーをつける食事

参鶏湯は、グツグツ熱々状態でテーブルに運ばれてくるため、真冬に食べられるイメージです。

けれど、実は、7月~8月の「伏日(ポンナル)」に参鶏湯を食べて夏を乗り切るのです。

参鶏湯の材料は骨ごとの若鶏のお腹をきれいにしたもの、もち米、なつめ、にんにく、高麗人参、ナッツなど。

材料のすべてを若鶏のお腹に詰めて、塩コショウで味付けした辛くないあっさりした味付けの薬膳鍋料理と思っていいでしょう。

スープが本当に美味しくて、スープに材料のエキスが出ているので、風邪をひいたりお腹の調子が悪い時は、このスープを飲むだけでも良いくらいです。

韓国には中医学を基にして発展した韓医学が根付いています。

そのため、暑さが厳しい時こそ、韓医学の知恵を使ってこのような料理が食べられるのでしょうね。

 

ご参加下さったみなさんも、美味しいとパクパク。無言になってしまいそうな滋味あふれる深い味です。

漢方薬の味が苦手という方も入らっしゃいますが、このお店の参鶏湯は、ほんのり高麗人参の香りと風味が感じられる程度。

なので、日本人にも美味しくいただけます。

 

お店は冷房が効いているので、熱々の参鶏湯をいただいても汗をかくことなく、最後まで美味しくいただけました。

テレビや雑誌の取材も多いお店は、芸能人のサインや掲載された雑誌の記事などが壁にたくさん貼ってありましたよ。

この後、薬膳食材を購入するショッピングにご案内してから、韓流カフェで漢方薬膳茶をいただきながらのミニセミナーを聴いていただきました。

 

薬膳茶とセミナー

 

次回開催はメルマガでお知らせします

参加したかったけれど、日程的に無理だったと言うお声を何名かの方から伺っています。

次回はまた寒い時期に考えようと思っています。

今回ご参加が叶わなかった皆さま、ぜひ次回はご参加くださいね。

参鶏湯を食べる会

 

 

日程・詳細はメルマガでお知らせします。

 

暑い中、ご参加下さった皆さまありがとうございました。

夏は、参鶏湯のようにお腹を温めるメニューを入れながら、夏バテせずに過ごしましょう。

体質的に食べない方が良いものを、たまに食べてもなかったことにできる薬膳の知恵が学べる無料メール講座配信中

 

お知らせ プロ向け 活動報告

2024/4/30

【活動報告】第3期薬膳ヘルスビューティケアアドバイザー講座(アドバンス)全12回終了

偶然にも横浜で活動されるお二人が受講された『薬膳ヘルスビューティーケアアドバイザー認定講座(アドバンス全12回)』が終了しました。     『薬膳ヘルスビューティケアアドバイザー認定講座』はベーシック全7回とアドバンス全12回(事例検討会12回を含む)より構成されていて、それぞれのコースが終了された後、認定テストに合格されると、『薬膳ヘルスビューティケアアドバイザー』と『薬膳ヘルスビューティケアアマスターアドバイザー』に認定させていただきます。   この講座を受講されるのは、 ...

ReadMore

お知らせ 活動報告

2024/4/28

特別勉強会 3回目の「日本の食と日本人の健康を考えてみよう会」開講しました

2024年2月から月に一度のペースで外部講師をお招きして行っている『日本の食と日本人の健康を考えてみよう会』も4月22日(月)に3回目を迎えました。     3回目は農薬とは?から、遺伝子組み換えのメリットとリスク、ゲノム編集のメリットとデメリット、食品添加物と広範囲に渡りました。 農薬についてだけでもこれだけあります。  ・農薬の分類 ・農薬の使用目的 ・農薬の剤型 ・日本での農薬の現状と世界との比較 ・WHOで発がん性と示した農薬   体を作る食材の事を知らなければ選ぶ基 ...

ReadMore

お知らせ 中医学 活動報告 薬膳

2024/4/28

【活動報告】対面にて最短で基礎が学べる「きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)」を開講しました

  2024年4月20日、21日の2日間で『きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)』を対面にて開講しました。 4名の方が受講され、二日間で薬膳を始めるための中医学の基礎から食材の選び方、食材事典の読み方を学ばれました。 過去に、独学で学ばれたことがある方や単発で何度か他の方から学ばれたことがある方もいらっしゃいました。 日本人になじみがあるのは明治以降にオランダやドイツから入って来た西洋医学の考え方で、東洋医学の陰陽のバランスの取り方などの概念はあまり浸透していません。 そのため、これを本で学んだり ...

ReadMore

お知らせ 受講後の感想 活動報告

2024/4/22

【活動報告】怪しくない!面白い!東洋医学を実践するための気の話を開講しました

2024年4月24日(水)に二回目となる『怪しくない!面白い!東洋医学を実践するための気の話』を開講しました。     薬膳の基になる中医学では体の構成要素を「気・血・津液」の3つだと言います。   その中の「気」は元気、やる気、勇気など普段使っている言葉でも何となくは感じるもののハッキリとわかりにくいと誰もが思うものです。   そこで「気」にフォーカスして「気」とは一体どんなものなのか?をお伝えする講座となりました。   中国では日本の縄文時代以前から「 ...

ReadMore

お知らせ 活動報告

2024/3/24

【活動報告】朝日カルチャーセンタ―様にて『薬膳DE骨粗鬆症予防』を開講しました

2024年3月23日(土)13:00~14:30に朝日カルチャーセンターくずは教室様にて『薬膳DE骨粗鬆症予防』を開催しました。     女性は閉経後「骨粗鬆症」になりやすいことは、現代ではよく知られていることです。   閉経により女性ホルモンのエストロゲンの活性化は閉経前の1/10程度に下がると言われ、閉経前にあったエストロゲンによる脳、肝臓、腎臓、皮膚等への良い影響が減少することで更年期以降の様々な変化が見られます。   エストロゲンからの良い影響がなくなること ...

ReadMore

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

森澤孝美

「なかったことにする薬膳」と「簡単エイジングケア薬膳」でアラフィフをサポートする簡単エイジングケア薬膳講師。お惣菜でも外食でも選び方の理論が分れば薬膳になる。レシピが無くてもコツを掴んで実践できるとご好評。個人セッションも受付中。 薬膳食療法専門指導士。中医学と薬膳を学んだ後、多忙で食事が手作りできない人でも取り入れられる簡単エイジングケア薬膳講座を展開。日本全国より受講される。

-イベント, お知らせ, 活動報告
-,

© 2024 モーリー薬膳ラボ 簡単エイジングケア薬膳講師 森澤孝美 なかったことにする薬膳