10月最後の週末、25,26日の2日間に渡り、全五回で完結の基礎講座「きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)」を開講しました。
かつては体面で開講していたので、講座の際は、その日の天気や気温に応じてブレンドした薬膳茶をお出しして、手に入りにくい薬膳食材も、見ていただいていました。
オンラインになってからは、残念ながらその日の天気に合わせた薬膳茶の試飲はできません。
今回は、雨が降りそうな2日間でしたので、一日目と二日目でブレンドを変えて、湿度により体に要らない水分が溜まることを予防する、はと麦やコーン茶、とうもろこしのヒゲ(干して乾煎りしたもの)、みかんの皮の干したもの、黒豆などをそれぞれ組み合わせました。
また、見ていただける薬膳食材はおやつとして召し上がっていただきました。


受講された方は、何年もメルマガをお読みくださり、NHKで放送された薬膳が取り上げられていたドラマ「しあわせは食べて寝て待て」を観てから、薬膳がより身近に感じるようになったそうです。
その後、はじめての方無料カウンセリングを受けられた後、直ぐにお申込みされました。
抽象的で、時に哲学的な中医学(中国伝統医学)。
体の状態を中医学の見方で見ることができて、その時必要な食材が選べると自分や家族に合わせた薬膳ができます。
食材の効能だけを知っていても、自分に合っているかが分からないとせっかく薬膳を取り入れているのに、体調が変わらなくて「薬膳は効かない。」とか「薬膳は時間がかかる。」という印象を持ってしまうのです。
薬膳に活かすための中医学の基礎は、算数のかけ算九九や、図形の面積を求める公式のようなもの。
最初に学んでおけば、その後の応用にいくらでも活かせるのです。
二日間で、薬膳を日常に取り入れるための基礎をしっかりお伝えしました。
受講する前に買った初心者向けの薬膳や漢方関連の本が、読んでも意味が分からないことがあったと言われていた受講生の方も、この講座を受講された後は、内容がスラスラわかるようになっていると思います。
これから薬膳を少しずつでも普段の食事に取り入れるためには、食材の性質や効能を知る必要があります。
食材は数えきれないほどあるため、食材事典を持っておくことと、食材事典の読み方も講座でお伝えしましたので、これから食材事典を読むのも楽しくなるでしょう。
まだ、食材事典をお持ちでない方は、モーリー薬膳ラボホームページの「薬膳食材事典」をご活用ください。
平日がお忙しい方は、土日の2日間で5コマ学べる基礎講座「きちんとわかる薬膳の基礎(全五回)」がおすすめです。
次回開講は2026年4月となりますので、開講日とスケジュールはメルマガでお知らせしますので、メルマガ「モーリーの簡単エイジング薬膳」でご確認をお願いします。
お急ぎで受講されたい場合は、プライベート受講もお受けしています。
遠慮なくお問い合わせください。
受講された方が、普段の食事の中に一品自分の体調に合わせた薬膳を取り入れて行かれますように。
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