こんにちは。
いつもありがとうございます。モーリー薬膳ラボ主宰の森澤孝美です。
うだるような猛暑の中、2026年7月15日に9名のご参加をいただいて、特別なコラボイベントを開催いたしました!
【台湾女性は不調の時どうしてる? 日常の「なんとなく不調」をリセットする薬膳ドリンク試飲×養生トーク会】
今回のイベントは、台湾の老舗ブランド「紫金堂」の日本総代理である「紫金堂日本」代表の「ただまきさん」こと多田真紀子さんと、代理店を務めるモーリー薬膳ラボとの、念願の共同企画として開催いたしました。
焦げてしまいそうなほどの暑さの中、お集まりいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
台湾の「産後ケア」に学ぶ、愛と養生の文化
イベントは、ただまきさんと私によるトークセッションからスタート。 ただまきさんが台湾人のご主人から「当然のこととして」産後ケアを勧められたというエピソードには、参加者の皆さまも、新鮮な驚きと深い感動を覚えたのではないでしょうか。

特に、ただまきさんが紹介してくださったこの言葉が、本日一番のハイライトでした。
「産後ケアセンターを利用したり、手厚いケアを受けてもらうことは、愛する女性に『もうひとつ指輪をプレゼントする』のと同じくらい価値があること。それをさせない男性はダサい、という風潮すら台湾にはあります」
パートナーの側から「当然、体を休めるでしょ?」とケアを勧めてくれる文化。本当に素敵ですよね。
中医学で紐解く「産後のダメージ」が更年期を左右する理由
「出産は、全治1か月の交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージ」とよく言われます。
これを中医学的に紐解くと、単に出産という点だけではなく、妊娠・出産、そして母乳育児までのトータルプロセスにおいて、五臓の「腎(じん)」と、体を構成する大切な要素である「血(けつ)」を激しく消耗することを意味します。
- 「腎」は、血を作る大元である「精(せい)」を蓄える場所。
- 「血」を貯蔵し、コントロールするのは「肝(かん)」。
産後にこの2つをしっかり立て直せるかどうかが、その後の人生の健康、引いては「更年期の過ごしやすさ」にまでダイレクトにつながっていくのです。
だからこそ、台湾の女性たちが全力で産後ケアを行うのは、医学的にも非常に理にかなっています。
日本の現状と「産後クライシス」
私自身、海外での出産だったため、実家の母が1か月間家事全般を助けに来てくれました。当時は夫も忙しく、サポートの余裕がなかったため本当に助かりました。
しかし日本では、退院した翌日から上の子の送迎、食事作り、洗濯、お弁当作りに追われ、出産前と変わらない生活を送らざるを得ない女性が少なくありません。中には、上の子2人を自転車に乗せて、ご主人のビールをケースで買いに行っていたという信じられないお話も耳にします。
外見は骨折しているわけではないので元気に見えますが、内側はボロボロです。産後に心が不安定になったり、イライラして家庭がギクシャクする「産後クライシス」の背景には、心身を休められず「腎」や「血」が枯渇しているという、中医学的な原因が潜んでいるのです。
若者も普通に通う、生活に溶け込む台湾の中医学
さらにトークでは、台湾の日常に根づく健康管理の多様性についても深く掘り下げていきました。
台湾では、中医学の医師(中医)にかかる人の割合が約7割にのぼります。お年寄りだけでなく、若い世代もごく普通に中医に通っているそうです。 公的保険が適用されるため、漢方薬の処方や鍼灸治療を気軽に受けられるほか、夏のうちに冬の不調を防ぐ「三伏貼(さんぷくちょう:生薬の貼り薬)」など季節の養生も定着しています。
何より素晴らしいのは、特別な勉強をしていなくても、家庭の中でお母さんから子どもへと、暮らしの養生知識が自然に受け継がれていることです。
女性の身体は、一生を通じてつながっています。特に以下の3つのライフステージは、集中的に身体を立て直すべき重要な時期です。
- 初潮を迎えたとき(中医学ではここから女性の養生が始まります)
- 産後(流産後も含む)
- 更年期
この大切な節目ごとのケアについては、モーリー薬膳ラボの「女性の一生の着目ポイント徹底スタディ講座(薬膳ウーマンライフケアアドバイザー認定講座)」でも、「各年代の不調はその都度しっかりケアして、健康な状態に戻しましょう」とお伝えしています。

笑いと学びに満ちた、大盛り上がりの試飲会!
後半の試飲コーナーでは、紫金堂の養生スープやブレンド茶をお試しいただきました。

「漢方のような味がして飲みにくいのでは?」と心配されていた方も、実際に口にすると「思ったよりずっと飲みやすい!」と驚きの表情に。 ただまきさんから、さらに美味しく取り入れるための簡単アレンジ方法も惜しみなく伝授していただき、会場は終始笑顔と「美味しい!」という声に包まれました。
全体を通して、ただまきさんとの掛け合いトークも、台湾でのリアルな実体験のお話も私自身が心からワクワクするほど楽しく、お互いの養生への熱い想いが相乗効果を生んで、会場全体の温度がさらに上がっていくような一体感を感じることができました。

ご参加いただいた皆さまからのご感想
いただいた嬉しいお声を一部ご紹介します。
NH様
女性の一生を通して、日常にある中医学の教えを台湾の皆さんが実践しているお話は、とても興味深かったです。 私は幼少期の食あたりの経験からお刺身などは極力避けており、また母から「体を冷やしてはいけない」と重ねばきや下着の着用を徹底されて育ちました。そのお陰か、生理痛や婦人科系の病気もなく、更年期も大きな問題なく過ごせました。娘にも同じように伝えてきたので、娘も生理の不調がありません。 生活の知恵は本当に大切ですね。食養生と漢方で未病を整えることは、一生の健やかさと医療費削減にもつながります。この考え方がもっと広がると良いなと思います。
IF様
台湾に実際にお住まいのただまきさんの経験談や、現地のリアルなお話がとても興味深かったです。 紫金堂さんの商品をいくつも試飲させていただけて嬉しかったです。特に、いつも購入しているお茶だけでなく、養生スープを試せたのが収穫でした。味も香りも思っていたよりずっと飲みやすく、今後の参考にさせていただきます。
NE様
職業柄、これまで多くのお母さんたちの相談を受けてきました。「母親だから頑張らなければ」「夫に理解してもらえない」「子どもにイライラしてしまう自分は失格だ」と責める方が少なくありません。 今回のお話を聞いて、産後に「自分を大切にしていいんだ」「周りから大切にされている」と実感できるケアが日本でも受けられたら、お母さんたちの心の負担はもっと軽くなるはずだと感じました。 3つの時期に合わせた食事で、心も体も回復させる台湾の養生文化は本当に素晴らしいです。薬膳ドリンクの試飲も含め、特別な時間になりました。
HY様
台湾の産後ケアセンターが高額であっても、当たり前のように養生することをよしとする文化に改めて驚きました。産後に限らず、養生の話は本当に奥が深く、話が尽きません。これからももっと知りたい分野です。
「私は健康」と言える健やかさを、日本の女性たちへ
自分が心身ともに健やかだと感じる「健康指数」において、5年連続世界一を記録している台湾。
女性の人生で最も劇的な変化が訪れる「産後」というタイミングで、しっかりと身体を立て直す文化が当たり前に根づいているからこそ、台湾の女性たちは自信を持って「私は心も体も健康だ」と言えるのではないでしょうか。
モーリー薬膳ラボは、紫金堂日本の代理店として、これからも紫金堂日本の多田真紀子さんの思いに賛同し、素晴らしい製品と養生の知恵を必要とする皆さまへお届けしてまいります。
そして、日本でも日常的に中医学の智慧を役立てていただけるよう、こうした体験や学びの場を、今後もパートナーとして共に継続して開催していく予定です。
ご参加くださり共に温かい空間を作り上げてくださった皆さま、本当にありがとうございました!


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