9月12日(木)より新講座が開講しました。
『もう季節の薬膳に縛られない!自然環境に応じた天気予報薬膳』講座です。
この講座は昨今の気候変動で体調を崩す人の多さに着目したもので、これまで長年の日本の季節感と変わっている気温、天候、気圧などを見て自分で必要な薬膳ができるようになることを目的としたものです。
コンテンツとして開講して来た中級講座『季節の薬膳(全五回)』の発想を変えれば誰でも前日や当日の天気予報を見て、季節を問わずできるのが本来の薬膳です。
けれど、初心者向けの季節の養生薬膳が広まり、薬膳とは「それ」を指すと思っている人が多くなりました。
すでに10月も1週間過ぎますが、今だに気温は30℃になり、湿度も高い日があります。
今までなら空気が乾燥してカラっと清々しい青空が広がる時期なので、乾燥対策をするのがこれまで伝えられて来た秋の養生としての薬膳でした。
ところが、こんなに湿度がある時に体の不要な水分を排泄するのが苦手な人は、これまで言われたように潤い補充ばかりしていると、排泄されない分が様々な不調となって現れるのです。
自然界に起こっている事と体の中で起っていることは、中医学で「天人合一」という言葉が表すように、全て関連・影響しています。
そのため、乾燥対策は本来の日本の気候であれば決して間違いではありません。
けれど、それだけでは間に合わないのがここ数年の現状なのです。
食事は体を作り動かす大きな材料です。
そのため、ただ空腹を満たしたり美味しいという満足感だけで食べるより、体に必要なものを選び不要なものはなるべく入れないことを意識したいもの。
天気に応じてその日に必要なものを取り入れ、不要なものは止めるという選別ができると、日々の健康維持に役立てることができます。
今回は初リリースの講座という事で、平日クラスと週末の土曜日クラスの2クラス並行で開講しました。
現在モニターとして受講される方々のすべての講座が終了しましたら正式メニューとして、これまでの『季節の薬膳(全五回)』のリニューアルをいたします。
受講中の方には、受講後のご感想もお聞きしてホームページの受講者様の声に掲載させていただきますのでご期待いただけると嬉しいです。
講座は平日、土曜日各クラスとも連続講座の2回目が終了しています。
各回の開講の様子は各SNSで随時アップしていますのでご覧ください。